一次試験

民間から公務員への転職で大変だったこと、苦労したこと3選

はじめに

私はサラリーマンをしながら受験勉強を始め、最終的に4位で国家公務員総合職試験に合格しました。正直、仕事をしながらの転職活動は大変で、想像しなかったことで苦労することが多く、我ながらかなり綱渡り的な受験だったなと思います。

このサイトでは、学生や社会人の方向けに、勉強時間や参考書、受験時の失敗談などをまとめています。

この記事では、国家公務員への転職活動中に大変だったこと、苦労したこと3選を紹介しています。

1.勉強時間の確保

はじめに、勉強時間の確保についてですが、私は国家公務員試験の準備期間として約半年間、合計約500時間の勉強時間を確保して合格を勝ち取りました。以下の記事にはその勉強時間の内訳を記載しています。

仕事をおろそかにせずに勉強時間を確保することは至難の業で、急な仕事の依頼、泊まり込みの出張、接待、飲み会、TV・スマホなど勉強の邪魔はいくらでも出てきます。私もはじめは固い決意のもと勉強をスタートしたのですが、甘い誘惑に何度も負けそうになりました。そんな中で、半年間勉強を続けるうえでやってよかったなと感じたことや、私が実践していたことは下記の3つです。

  • 会社には転職活動を公にしない
  • 友達や同期には転職活動をしていることを打ち明ける
  • 自宅で勉強しない

会社には転職活動を公にしない

1つ目の、「会社には転職活動を公にしない」ということは日々のメンタルヘルスを保つ上で重要でした。転職活動を職場に公にしてしまうと、お互いに気遣いが日々発生する上、万が一会社に残ることになった場合などが頭をよぎり、余計な不安に駆られます。それらを防ぐためにも職場には公にすることはお勧めしません。当然上司は飲みに誘ってきましたが、無下には断らずにそれを良い気分転換の場ととらえ飲み会に参加していました。精神的に安定して転職活動を続けられる環境をつくることが重要だと思います。

友達や同期には転職活動をしていることを打ち明ける

2つ目の、「同期に転職活動を打ち明ける」ですが、同期との関係を崩さずに誘いを断る方法としてお勧めです。同期との飲みは定期的にあったので、毎回何かと理由をつけて断るのが面倒な上、毎回断っていると同期との関係性が崩れる可能性もありますので、それらを防ぐためにも初めから正直に転職活動をしていることを打ち明けてしまうことが一番良いと思います。私は、早めに同期に打ち明けることで、辞める際にも気兼ねなく報告ができましたし、辞めた後も良好な関係を保つことができています。

勉強は自宅でしない

3つ目の、「自宅で勉強しない」については、私は毎日自宅ではなく、ネットカフェを利用して勉強をするようにしていました。自宅で勉強できなくはないですが、ネットカフェの方が圧倒的に集中力を高く保つことができたので、帰宅したらすぐにネットカフェに行くように習慣づけていました。毎回10%でも効率よく勉強できれば、それを10回繰り返せば1日分の成果になります。一番大事なものは時間ですので、それを無駄にすることだけは避けるべきです。そのおかげでネットカフェ代は月3万円を超えていましたが、合格するための投資と思えば決して高くはないと思います。少しでも自分の集中できる環境を見つけることが合格への道だと思います。

2.面接日に休みを取ること

二次試験の面接や官庁訪問は平日に行われるので、そもそも社会人の方は面接日に休みを取れるかが合格の前提条件となります。私の場合は面接日の3日前に日程が知らされ、なんとか理由をつけて有給休暇を取ることができ、辛くも面接に参加することができました。社会人の方にとっては、この「休みを取ること」が、二次試験、官庁訪問の最大の山場の一つといっても過言ではないと思います。例えば、その日に重要な会議や出張が入っていた場合はもう致命傷です。私も面接日の日程変更を申し出ましたが、いくら社会人といえど、面接日の日程変更は認められませんでした。しかも面接は複数回ありますので、その都度休みを取る必要があります。私の場合、休みの理由として身内の不幸を連発していたので上司にも勘づかれていたかもしれませんが、とにかく面接会場にたどり着くことが合格の大前提ですので、日ごろから休みを取れる体制を整えておくことが大事だと思います。

3.辞める際の上司への報告

合格後、辞める際にはなるべく早く上司に伝える必要がありますが、初めて経験する方には気持ちの面でかなりハードルが高い作業だと思います。私は退職の3か月前に上司に伝えましたが、今まで大変よくしていただいた恩義もあり、打ち明けるまでには時間と勇気が必要でした。覚悟は決めていたものの、いざそれを打ち明けるとなると体が震えました。

始業時間の前に直属の上司に対して「相談があるので会議室に来てほしい」と話し、打ち明けた直後はかなり戸惑われましたが、何とか理解を得られました。その後、部長や役員と複数回面談し退職が認められました。面談では基本的に慰留されることが多いと思いますので、事前に自分の意思を明確にしておくべきです。数パーセントでも迷いがあるのなら、その時点での退職はおすすめしません。私の場合は、部長や役員から「今辞めるのはもったいない」や「将来大きく出世する見込みが あるから留まらないか」といった言葉をかけられましたが、気持ちが揺らぐことはありませんでした。たとえ出世する見込みが事実だったとしても、それはあくまでも現時点での見込みであり将来を保証するものではありませんし、会社の偉い人たちはあなたが会社に残ってつまらない人生を送ったとしても知ったこっちゃありません。自分の将来には自分で責任を持ち、あくまでも自分がどういう人生を送りたいかが重要です。退職の報告の前には、自分の将来についてじっくり時間をかけて考えてみると良いと思います。

まとめ

退職するには想定していたよりも多くの時間やエネルギーがかかりますので、それを見込んで準備を進めることが大事です。転職は自分の人生をより良くするための手段ですので、後ろめたく感じる必要は全くありません。みなさんがより良い転職をするための一助になれば幸いです。